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【ロードバイク】機材マウントするヤツがいるらしい【カメラ】

ロードバイクを自分で塗装しシングルスピード化して乗ってます。

自然とロードバイク関連の情報を目にするようになったのですが、その中で「機材マウント」というワードを知った。意味は、すぐにわかった。高額なロードバイクを自慢したり、自分より格下のロードバイクもしくは、それに乗ってる者を貶す、俗にいうマウンティングすることである。

同僚に話すと、彼もロードバイクを買ってSNSに画像をあげたところ、いわゆるFF外から「その価格でしたら○○(機種)の方がコンポが△△(グレード)でコスパ高いですよww」とか「そのバイクでしたら○○(ショップ)で△△万円で買えてたのにww」とか言われムカついたそうです。これを機材マウントと言えるかは微妙ですが。

私は、「機材マウント」が妙に気になりTwitterでいろいろ検索してみたが、直接的なやりとりは見つけることができませんでした。あるのは、「あんなこと言われた」「こんなこと言われた」といったものばかりでした。そして、わかったことは、機材マウントというのは、ロードバイク界隈とカメラ界隈でよく起きる現象だということです。

私「なーんや!どっちも一定の割合でおじさんになってから突然ハマる世界やん(笑)。察してやれよ!」で終わってしまうのですが、もう少し掘り下げてみます。

 

あくまで個人の意見です。カメラのことはよく知りませんが、どちらも1台あたりの予算は20万円~30万円がボリュームゾーンだと思う。家族の理解が得られるのは20万円がギリギリではないでしょうか?そこから頑張って交渉したりヘソクリから補填してなんとか30万円用意してるのでしょう。品質自体は10万円クラスでも十分だが所有満足度も必要なので30万円クラスがベストバイで、それ以上を望む者は、自由にお金を使える者も含めて、それほどいないと思う。そんな世界で100万円オーバーのいわゆるフラッグシップとかハイエンドといわれるモデルを所有する者が現れるのです。そして機材マウントすると。

でも考えてみてください。サラリーマンの平均年収の3分の1程度で手に入るのです。むしろ「ええとこに目を付けたなあ」「まさにブルーオーシャンやね」と思いませんか?もしこれが車だと2000万3000万オーバーだし、家だと億、時計とか天井知らずです。そう思うと微笑ましいじゃないですか?

SNSを見てると機材マウントされた者は、たいていこういう。

「楽しみ方は人それぞれ」「自分の気に入ったバイクに乗るのが一番いい」「楽しんだものが勝ち」「大事なのはエンジン(脚)」と。

それだと、フラッグシップでマウントとる楽しみ方も認めてあげないといけないし、自分の気に入ったフラッグシップに乗るのも認めないといけない、エンジンが大事でも実際レースで勝負した話しは聞いたことない。結局のところ、同じ価値観の持ち主同士で、勝ち負けだの上だ下だと言ってるんですよね。そして自分が上でありたいと。

まあ、私的には、機材マウントも含めてロードバイクなりカメラなりを楽しむのがよろしいかと。

もし、私が機材マウントされたらこう言います。上でも言ってますが、

「すごいですねえ。いいところに目を付けましたよねえ。平均年収の3分の1で頂点に立てるんですからコスパ最強ですね」

「ランニングしてはいかがですか?ヴェイパーフライなら3万円で買えますよ」

と。

いずれにしろ、私なら、あえて一番下を選びますけどね。

 

「海が偉大なのは自分は一番低いところにいて、きれいな川の水も汚い川の水も等しく受け入れるからだよ」「下に立つ者はアンダーにスタンドする者で理解する者」と「老子」の口語訳(だったと思う)で加島祥造さんが言ってたようにね。