ウルトラランナーがセミリタイアについて語るBlog

ウルトラマラソンで鍛えられたのはリタイアマインドと節約スキルでした

なぜ退職を決意したのか?

結論から言うと、これといった明確な理由があるわけではなく、勝手に条件が揃ったから乗っかっただけみたいな感じなので退職までの経緯を書いていこうと思う。

私は、運転関係の仕事をしていたのですが、朝が早く、夜も遅く、長拘束なうえ、人手不足でなかなか休みにくい職場でした。

とは言え、実働時間は、それ程長くなく、空き時間は、仮眠や読書、スマホいじり、さらにはランニングまで出来ました。ですので、定年まで勤め上げるのも楽勝だったと思う。

4年前に離婚し、家計を見直し節約生活を始めたのですが、その頃から、絶望的な人手不足になり、9連勤は当たり前、時には13連勤することも。年休もストップがかかる状態でした。

もちろん、休日出勤を断ることもできるのですが、そうすると他の者に負担がかかるし、どうせ次の休みも声かかるし、情に訴えてくるので断るのも面倒。結局、何でも「はいはい」と受けるのが一番楽という完全に社畜状態でした。

ウルトラランナーの私は、体もメンタルもかなり強い部類なので、こんな状態でも涼しい顔で仕事してはいたのですが、このままの人生では死ぬ時後悔するのは目に見えてた。「こうなりゃバンバン仕事して金貯めてはよ会社辞めよ」と思いはしたが、半分は自分を誤魔化していたのもある。

そうしてるうちに、この度のコロナ禍で、本社から、会社が持たない。休出は控えるように。との通達があり、ピタッと休出は止まり、年休取り放題になりました。「なんじゃそりゃあ!せんですむならさせるなよ!」ですよね。

すると、今度は、従業員から「生活できない」と不平不満が出るようになり、ほとぼりが少し冷めると、組合が動き出し、無駄に転勤させ手薄にし、時間差で補充し見習い中は手薄なままな状態を繰り返すというセコい手を使い、ピーク時程ではないにせよ、また元の状態に戻ってしまいました。

既に、ある程度の資金もでき、節約スキルも身に付き、セミリタイア生活のノウハウもそれなりに仕入れている私にとって、今度ばかりは、無駄に時間を奪われている感がありすぎて耐えがたいものがありました。

結局、会社も従業員もお互い社畜労働を望んでいるのだから、改善するわけがなく、自分が立ち去る以外避けようはないのだと悟りました。

そうして「条件は揃った!よしっ辞めるぞ!」と決意するに至ったわけです。

長々と書きましたが、簡単に言うと、

社畜労働が嫌で金貯めて、一旦解放されたが、元に戻ったので辞めた。て感じです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。