ウルトラランナーがセミリタイアについて語るBlog

ウルトラマラソンで鍛えられたのはリタイアマインドと節約スキルでした

100キロ完走すると安物でも平気になる

今は、コロナの影響で、2年程マラソンから遠ざかっているが、5年前にウルトラマラソンの100キロ完走に挑戦しようと思い、みっちりと走りこんで1年掛かりで体をつくっていった。すると、元々、高価なものは、却下でしたが、だいたい、真ん中くらいのグレードを選んでたり、安くあげたい時でも、謎に下から二番目の価格の物をチョイスしてました。「そこまで自分を落としたくない」というのがあったのでしょうね。

それが、体が強靭になるにつれ、「一番安いヤツでええわ」と思うようになり、さらには、あえて安い物を選ぶようになり、今では、質素な物、貧相な物が大好きになりました。

周りの者からは、「もっと金使えよ」とか「もっとええモン買えよ」とか言われますが、そんな時は、「いや~100キロ走れる体が手に入ったから見栄張らなくていいんです」とか「100キロ走れる体があるのに必要ないです」とか言ってプチ自慢しつつかわしています。実際、本音です。

ずいぶん前に、何かのテレビ番組で、ある女子高生が「かわいく見えるようにブサイクな子と友達になる」と言ってスタジオがざわついてたのをよく覚えているが、まさにこれこそが真理だと思う。ブランド物や見栄えのいい物を手にしても、その者を引き立てることはなく、むしろ、残念さを際立たせるだけだと思う。まあ財力アピールにはなるでしょうけど。

それでも、財力アピールしたくて財力を低下させたのでは、意味ないし、それなら、貯金通帳の残高見せびらかすとか、札束持ち歩いて見せびらかせばいんじゃね?と思う。私は、しませんが。

というわけで、体を鍛えて、安物買って、節約しましょう。