ウルトラランナーがセミリタイアについて語るBlog

ウルトラマラソンで鍛えられたのはリタイアマインドと節約スキルでした

バスの手挙げ挨拶がニュースになるとは

すでに3日前の記事なのでリンク貼りませんが、

記事によると2003年、バスどうしすれ違う際、何か伝えようとジェスチャーした直後、歩行者をはね死亡する事故があったとのこと。

まあ普通に考えて、こんな事故が起こると手挙げ挨拶禁止になるでしょうね。

驚いたのはヤフコメに2300件もコメントがあることです。しかも、最初の方しかみてませんが、挨拶擁護の意見が圧倒的多数でさらにびっくりでした。人が死んでるのに挨拶がそんなに大切なのか!みたいな反論がありそうなのになかったのもなんか気持ち悪い。探せばあると思うけど。

 

私が勤めていたバス会社も何年も前から手挙げ挨拶禁止でした。

個人的には「どっちでもええけど、余計な事はしないに越したことはないかな」くらいの意見です。

実際問題、手挙げ挨拶禁止でどうなったか?と言うと、

まず、従う者と従わない者に分かれました。そして、対向するバスをジーーーと見て相手が挙げてきたら返す。相手によって挙げたり挙げなかったり、手は挙げないけど深々とお辞儀する、、、等々。

前見てないやんか!よけい危ないわ!

もっとひどいのになるとダレカレ構わず手を挙げて返してくれば味方、無視されたら敵みたいに値踏みするヤツがいたことですね。そういう発想はなかった。

管理職や本社の人達は、立ち番やら物陰から監視させられてました。安全の為に始めたことが運転手をジャッジする為の項目になってしまいました。

いるんですよ。何か指示があっても意図まで理解できない者、すれ違う相手が誰か気になって仕方ない者、好きな運転手とすれ違うと嬉しくてしょうがない者とか、そして、真面目な運転手は人間関係と評価の板挟みになって病んでいくと。

 

地獄だな。終わってるよ!この会社。

早く資産形成してセミリタイアすることを強くお勧めいたします。