ウルトラランナーがセミリタイアについて語るBlog

ウルトラマラソンで鍛えられたのはリタイアマインドと節約スキルでした

脳は未来の自分を他人と思うそうです

前から読みたかった本が図書館にありました。

 

 

私が下手くそな説明するより、本要約系の動画を見ていただいた方がいいと思うので、ざっと言うと、これからの10年で世界は大きく変わりますよ。AIや自動運転は当たり前。ドローンのタクシー、イーロンマスクが行ってるハイパーループやらロケットを使い移動に時間かからなくなりますよ。3Dプリンターで家や仮設住宅が簡単に作れたり、買い物の概念が変わりますよ。医療も、古くなった臓器を作り変えたり、血液を若い血に換えることで身体も若返ることが確認されてます。あとメタバースとかムーンショットとか言われてるやつですね、身代わりロボットとか。いろいろ解説されてました。

これまで1000年掛かってたような変化が、これからの10年で2回位起こりますよ。みたいな話しです。

 

面白かったのは、余談の部分なのですが、脳の内側前皮質だったかな?という部分があり自分のことを考えると活性し、他人のことを考えると不活性となるのですが、未来の自分のことを考えても不活性となるそうです。つまり、脳は未来の自分を他人と認識してるそうです。その為、将来に備え、貯蓄したり健康に気を使おうと思っても出来ない者が大半なのだそうです。

お金貯める系の本は、だいたい「貯金する分を先に移しときなさい」「貯まる仕組みを作りなさい」とか言うのは脳のせいだったんですね。

セミリタイア目指して貯蓄頑張ってる人も多いと思いますが気持ちだけでは難しいようです。

悟りを開いた人は、自分と他人の境界が無くなるみたいなこと言われてるし、リタイア達成した人は、いっその事、悟りを目指すのがいいかも?

 

この本読んで思ったのですが、かつてのレンガのような携帯電話もそうですが、自家用ジェットやヘリコプターのように、ひと握りのエリートや特権階級向けの物って、やたら大掛かりで手間の掛かる物が多いですよね。で、大衆向けになったとたんコンパクトでシンプルで性能も良くなってます。頭のいい人達は、本当は、エリートの為にする仕事を嫌ってて、大衆の為に仕事したいのかもしれませんね。

案外、世界がひっくり返るとしたら、革命が起きて戦って勝ち取るとかではなく、技術の進歩が加速し、そのひと握り達が、権力を手放すと言いますか、置いてきぼりと言いますか権力にしがみ付けなくなり無力化して起こるのかなと思ったりしました。