瞑想としてのランニング
少し前からよく巨大企業の誰それが瞑想を取り入れて成果を出したといった記事を目にする。セミリタイアブログの中でもたまに目にしますし、世の中、瞑想ブームのようです。
かくいう私も何度か試しに瞑想したことはあるが、1度したら次の日にはやる気が失せてしまい続いたためしはありません。
でも、よく考えるとランニング中に瞑想状態になってることって珍しくないんですよね。だいたい60分程走ってるのですが、呼吸か着地(どちらも連動してるから変わらない)に集中というほどでもなく、ただ意識を置いているだけで、気が付くと何も考えずに5分から10分、時間が過ぎてることがよくあります。いや毎回といっていいと思う。
こういうのを動的瞑想とか動的マインドフルネスというんじゃないでしょうか?この時に脳内のゴミのようなものがクリーニングされてるのだと思う。
「ぼくたちにもうモノは必要ない」で有名な佐々木典士氏の著書で「ぼくたちは習慣でできている」の中で、佐々木氏は毎朝1時間ヨガをしているとのことで、「1時間ヨガをすることでヨガをしていない23時間が整う」みたいなことを言ってましたが、めっちゃわかります。
昨日は、雨だったので前から気になってた市のスポーツ施設を利用してみた。体育館に2面コートがあり2階にランニングデッキが設けてあるのですが1周140メートル、退屈すること必至、そのうえ、近くの高校の部活なのかバレーの練習しててめちゃうるさい。走るのが苦痛になりそうな状況でしたが、それでも、何も考えない状態が断片的にではありますがありました。
普通の瞑想が続かない人は、運動と併せてやってみてはいかがでしょうか。
それにしても、バレー部の練習がすごくシステマティックなうえに、先生に叱られるからなのか、常に大きな声を出してるんですよ。なにを言ってるのかさっぱりわからないのですが。まさに将来の社畜養成機関て感じで彼女たちが不憫でなりませんでした。