ウルトラランナーがセミリタイアについて語るBlog

ウルトラマラソンで鍛えられたのはリタイアマインドと節約スキルでした

セミリタイア生活とウルトラマラソンの似ているところ

どうも紅三です

ウルトラランナーというと、とてつもない体力おばけで、

体力を切らさず100キロとか走り切ってしまうと思う方も

いるかもしれませんが、必ずしもそうではなく、私のような

ポンコツだとせいぜい50キロ分位の体力しか

持ちあわせておりません。

走ると消耗する一方だと思うかもしれませんが、実は、

走りながら回復もしているのです。

それに、エイドステーションで補給したり、きつい所は

歩いたりして、消耗と回復がトントンになるように調整し

ながら走っているんです。

理屈の上では永久機関なわけで、どこまでも走れるはずなの

ですが、実際には、60キロ~70キロあたりでガクンとペースが

落ちてしまいます。

ラソンでいう30キロの壁が起こるわけですね。

これは、グリコーゲンという糖質の一種が枯渇して筋肉の収縮が

困難になるのだそうです。

確かに、体力は残っていて体は動くのですが、とにかくスピード

がでない。車でいうとガソリンは入っているのにアクセル踏んでも

スピードがでなく、でも、もっと踏み込むとマズいことになる

のが感覚でわかって踏めない。みたいな感じです。

で、ダマしダマし、ボロボロになりながらゴールに辿り着くわけです。

 

どうですか?セミリタイア生活とよく似てますよね?

資産2000万円なり3000万円なりの体力をなるべく減らさないように

支出と収入のバランスをトントンになるよう調整し、永久機関

となり、ずっと生活を続けるわけですから。

 

30キロの壁にあたるのはなんでしょう?

人によるでしょうけど、暇すぎてツラい、孤独に耐えられない、

贅沢がしたくなったてところでしょうか?

 

そうそう、イレギュラーとして、補給した食べ物や水分を体が

受け付けなくなりリバースして体力を奪われてしまうランナー

もいますので、暴落や病気、事故、家の崩壊などは、なんとか

避けたいものですね。

 

まあ、セミリタイア生活には、途中の関門やゴールまでの制限時間

は、無いでしょうし、あったとしてもユルユルでしょうから

超マイペースをつらぬいていきましょう。

 

そもそもゴール自体が無かったりして(笑)。