ウルトラランナーがセミリタイアについて語るBlog

ウルトラマラソンで鍛えられたのはリタイアマインドと節約スキルでした

リタイア後やりたいことがない!どうする?

今や、セミリタイア界隈だけでなく、インフルエンサーからチャネラーまで「やりたいことして生きていく」「好きなことを仕事にする」「わくわくすることだけしてください」とやりたいこと教の教祖と化しています。

リタイア後は、「キャンピングカーで日本中を周りたい」「バイクで旅したい」「ゲームしまくる」「読書」「釣り」「楽器」…、と明確にしたいことがあるのはいいことと思うし否定はしません。

ところで、私と同世代の50過ぎの人の多くは、外食の話しになると「もう量はそんなに食べられないし、高くてもいいから美味しいものを少しだけ食べるようしている」と言う。しかし、私は、今でも食べ放題派です。もちろん質より量というのもありますが、それよりも「単品メニューでお金払ってまでだと絶対食べないよね」みたいな変わったメニューやサイドメニューを気兼ねなくバンバン注文できるというのが大きいです。

図書館をよく利用するのも同じで、「お金出してまで読みたいわけじゃないけど、ちょっと気になる」みたいな本を読むことができるからです。もちろん、ケチなのは前提条件です。

ひねくれものの私の中には、

「楽しいとわかってることして何が楽しいの?」

「面白いとわかってることして何が面白いの?」

「美味しいとわかってるもの食べてうれしいの?」

「自分の狭い了見で思う好きなことにどれほどの価値あるの?」

と思う部分もあるんですよね。

この情報過多の時代、二次情報に触れてから一次情報を得たい、体験したいと思うのが普通ですもんね。そう思うように仕向けられてる感が…。進撃の巨人の壁の外側のようなものはめったにありませんよね。大富豪の多くが宇宙に興味を示すのも、行ってみないとわからないし行ってもわからないからでしょうね。

で、リタイア後何したいのか?

上記の理屈でいうと「わざわざ時間使ってまでしようとは思わなかったけど時間を気にしなくていいならやってみようかな」レベルのことをバンバンしようと思う。

今のところ、ブログは始めた。今後は、アフィリエイト、フードデリバリー、インデックス投資、動画編集、メルカリ、ランサーズ、家庭菜園、旅ラン、登山、自転車、絵・字・楽器の練習など、珍しくもなんともないけど、今まであまり見向きもしなかったことたちです。

器用貧乏、いっちょかみ、節操がない、いい意味では言われないこういう者に私は、なろうと思う。