情報断食が必要な理由
ネットしだすといつまでもやってるおじさんです。
私のおぼろげな記憶なのでだいたいなのですが、養老孟子さんが著書でこんなことを言っておられました。
情報というのは、過去に誰かがつくったもので、それはニュースもテレビ番組もゲームも漫画の書籍も同じ。ずっと情報にふれてるというのは、ずっと過去に目を向けてるわけで、本人は知らないとしても既に結果のわかってるものを追いかけてるというわけです。
ゲームをおすすめしないのも、やはり既にプログラミングされたものなので結果は決まっているうえに、「ああすればこうなる」というのも決まっているわけです。
つまり意識は後ろ向きなのでメンタルは弱くなります。「ああすればこうなる」がわからないと許せなくなり、答えがわかっているものにしか興味をしめさなくなります。他にも、他人や外側に答えを求めるようになってしまう。
とまあ、こんな感じです。
他にも、
農家の人が強いのは、イザとなっても、食べ物に困らないというのもあるが、例えば、酒の席でサラリーマンだと「あいつがああ言ったこう言った」「あの時ああだったこうだった」と過去の話しが多いですが、農家の人は、「明日、トラクターで田んぼ耕そう」「明日〇〇の種植えよう」天気の話しとか、わりと未来の話しが多いからだそうです。
わかるわ~‼ 私も同僚と飲みにいくと過去の話しばかりでうんざりするんですよね。その点、ランナー同士だと「次、どこ走るん?」「次は○○出る」とか、わりと前向きなんですよ。
セミリタイアされた方は「明日なにしよ?」と前向きな人、多そうですね。
つまり、情報断食が必要な理由は?
過去に閉じ込められてネガティブな人間になってしまうのを避けるためです。
要は、ネットもゲームも、それに映画もマンガも小説も同じでしょうが、淡々とおこなって、仕入れた情報にたいして自分がどう変わるか?が重要というわけでしょうね。
温故知新ですね。
今回は自分に向けて書きました。
明日は、庭の草むしりでもしようかな?