ウルトラランナーがセミリタイアについて語るBlog

ウルトラマラソンで鍛えられたのはリタイアマインドと節約スキルでした

【人手不足が当たり前】会社は人が余ることに耐えられない

ふとした時に気付きました。

自分が会社を辞めた理由は、人手不足だからでした。

思えば27年間バスの運転手をしてきて、人手が足りてたのは、

新たに営業所を設立する時と

コロナ禍で公出を控えるよう通達が出た時の数える程でした。

新営業所を立ち上げる時、前もって各営業所に人をプールしておいて、新営業所の稼働にあわせて人を移動させるのですが、その間、人が余ります。4、5回ありました。

コロナ禍の時も、減便、減便で人が余ってましたが、今では、私以外にも多くの運転手が辞めてしまい、人が足りないようです。

反対に、絶望的に人手不足だったことは数知れずです。

一応、労働組合はあるので、人員の補充は要請してるのですが、

余裕ができると、新路線ができたり、優秀な運転手は、出世して事務所専属になったり、安全管理なんちゃらてポストが与えられて本社勤務になったり。

運転手も生活設計を目一杯仕事するのを前提にしてる者が多く、すぐに「やいのやいの」言い出して、人が辞めるよう辞めるよう仕向けるわ、運行管理者も、弱い者には、キツくあたり辞めさそうとするわ。

意外と人手が足りることを望む者は、少数派だったりするんですよね。

 

株とかすると分かると思うが、労働者てコストでしかありません。

ブルーカラーを増やすと株主がうるさい。会社は、一応、社員の生活を守る義務があるので、見込みのない新路線を作ったりホワイトカラーを増やしたりとブルシットジョブを量産するしかしょうがない。営業所内は、セルフ社畜化してる。

となると、程々の仕事を望んでいる者は、いくら協力して労働に耐えても望みが叶う日は永遠に来ません。

結局、「無理なものは無理」と断るか、お金を貯めてリタイアするしかないですな。

私の場合、断るのも苦痛で3回に1回しか断れませんでした。